平塚市 T様邸 洗面所改修工事
ユニットバスの出入り口は特に水が廻りやすい箇所です。
下地のベニヤが腐食してきており、湿気も多く壁紙にシミが目立つようになって来ました。
床材の下地交換と張替、壁・天井のクロスの張替工事で1日で完成する予定でいました。
ところが・・・・
シミの目立つ天井クロスを剥がしてみると。
下地の石膏ボードには黒かびが付着し、照明器具のカバーの中にはバケツのように水がいっぱい。
石膏ボードは湿ったままでボロボロとくずれてきました。
中はもう真っ黒。
どこからか水が廻っている状態です。
お客様に状況確認にして頂き、急遽予定変更で天井の下地も全て撤去し、原因の解明とその処置を行い、本来の予定工事に戻すという対応にさせて頂きました。
さて、原因は?
洗面所の上に設置された2階のユニットバス。
原因はユニットバスの循環金具のゆるみです。
少量ではありますが、長期間にわたり洗面所の天井に落ちていたと思われます。
直ぐに循環金具を締め込み、ユニットバスに水を張り6時間ほど天井を空けたまま様子をみました。
ずばり、水漏れは止まり予定工事に戻すことにしました。
天井下地を組み直し、断熱材を入れていきます。
天井と壁の一部も新しく石膏ボードを張替し、クロス張りの下地調整。
パテ打ちを行います。
パテが乾いたら、ペーパーヤスリで表面をこすり平らに処理してクロス張り作業になります。
水漏れの心配も無くなり、洗面所が新たに生まれ変わりました。
予定した工事は1日でした、翌日には全てを完了させ2日間の工事となりましたが、
お客様も十分納得して頂きました。