※数々の外装・塗装・防水事例はこちらから
大和市 T様邸 玄関ドア・屋根葺き替え工事
火山が活発に活動し、頻繁に地震を感じる昨今です。
住まいも建築した時期によって建築基準が異なり、特に耐震規定にいては安全性の点では大きく差があります。
屋根材に至っては、古くは主流が瓦材でしたが、頻繁に来る地震によってずれたり落下したりというケースが目立つようになりました。
T様からは、2階の大屋根に葺かれた瓦を軽量な屋根材に葺き替えたいとの意向で、改修工事をお受けさせて頂くことになりました。
改修工事内容
1、2階大屋根の瓦を下ろし、軽量屋根「旭ファイバーグラスのリッジウェイ」に葺き替える
2、日焼けしてしまった木製玄関ドアを取り替える
3、玄関ドア交換に伴い、玄関ホール・廊下廻りのクロス貼り
4、故障続きの給湯器取替
屋根の葺き替え工事でも足場掛けは必要となります。
30年以上頑張ってきた瓦屋根ですが、地震のたびにずれたり、割れたりが細部に目立つようになりました。
まだまだ頑張ってくれそうな姿ですが、突然来るかもしれない災害に憂慮し軽い屋根材に葺き替えます。
瓦を下ろし、清掃片付け。
清掃が終わったら下地合板を貼り、その上にルーフィング(防水材)を施し、仕上げ材の軽量屋根材「リッジウェイ」を葺きます。
葺き上がりはこんな感じ。
雪止め金具も取り付けました。
リッジウェイの重量は瓦の約4分の1、スレートの約2分の1です。
軽い屋根ほど地震の時にはダメージが受けにくいと言われております。
これで、地震が来ても、屋根材の割れや落下の心配も低減されるはずです。
木製の玄関ドアは外側表面がどうしても日焼けしてしまいます。
また、湿気などにより反りが生じ、開閉に支障が出ることもしばしば。
T様の既存玄関ドアの欄間硝子部分はタイルの上まで横幅があります。
写真ドア右側のガラスブロックは解体撤去可能ですが、左側のタイルは撤去する場合、建物構造に大きく影響する点、施工費用の増加に繋がる点を考慮し、欄間ガラス自体の横幅を詰める方法での提案を致しました。
ご覧のとおり、アルミの玄関ドアに交換できました。
玄関ドアの改修工事は防犯上、何日も掛けるわけにはいきません。
欄間ガラスを詰めて、外壁に改修した部分の仕上げ塗装は別ですが、その他工事は1日で完了です。
玄関ホール・廊下の内装仕上げをクロス貼りにします。
現在は、壁も天井もプリントベニヤ貼り。クロスを貼る前に、全て下地ベニヤを貼り、パテ打ちを施してからクロスを貼りあげて完成させます。
今までの玄関ホール・廊下に比べると一段と明るく感じるようになりました。
給湯器は何故か10年越えると、計っていたかのようにどこか故障することが多くなってきます。
既存の給湯器を撤去したら・・・
元々の外壁が顔を出しました。
途中で、外壁を板金でカバーするリフォームをされていたようです。
この時、給湯器の脱着をして、給湯器の下まで板金廻してあげればよかったのに・・
何か、事情があったのでしょう。
新たな給湯器に交換しました。