平塚市
外装改修工事をお請けいたしました。
外壁の塗装は、現在のブリック調タイル柄のサイディングを気に入られているとのことで、クリアー色を塗ることに致しました。屋根の塗装、シーリングの打替え及び玄関ポーチ屋根増設の工事です。
一見すると、まだ新しく見える外装です。
しかし・・・
シーリングの劣化は随所に見られ、サイディングを止めている釘も所々浮きが出ています。
シーリングは5年過ぎると劣化が始まります。
とはいえ、5年で足場を架けてシーリングの打替えでは維持費がたまりませんね。
どうしても、外壁や屋根の塗装時期に合わせて行うケースがほとんどです。
架設の足場を架けていきます。
職人さん2人で一日で架け終わります。
足場架けが完了したら、養生ネットを張ります。
ベランダやサッシ等養生をするのも時間を要します。
建物周囲の敷地にもすべて養生を致します。
細かな仕事ですが、この作業は欠かせません。
まずは屋根塗装から、高圧洗浄後の様子ですがほとんど屋根材の塗膜は劣化している状態です。
下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りの工程で仕上げます。
屋根材と屋根材の間には、毛細管現象を防ぐために「タスペーサー」商品を使用し、縁切りをしています。
見違えるようにきれいに塗装されました。
屋根塗装を行っている間に、シーリングの打替えも行いました。
古いシーリングを剥がし、打ち替えます。
シーリングが乾く間に、雨戸や戸袋、軒天や破風、雨樋等外装に付随し塗装できるものは全て塗装致します。
外壁は屋根同様、下塗り、中塗り、上塗りと3回の工程で仕上げます。
レンガ調のイメージはそのままに、光沢の復活です!。
光沢が戻りました。
太陽が差せば飴色に光る。
東西南北、日の当たり方の違いで色々な光沢を見せる外壁。
北側面でも十分に光沢を感じられます。
離れて撮影した南側。見える色合いが変わる、味に深さ。
クリアー塗装もいいですね。
しかし、クリアー色の塗装は、築年数が10年で行うことを理想としています。
色を付けるわけではありませんので、元の外壁の傷み等が大きいと、その傷は目立って見えてしまいます。
最後に玄関ポーチ屋根の増設です。
工事は足場が掛かっている状況で行いました。
アルミのテラスを加工して取り付けます。
ポーチ屋根の雨樋は建物の竪樋につなぎました。
玄関前の元々のポーチ屋根は奥行き90センチ程度で雨降りの日は少々不便をしておりました。
外装工事、全て完了いたしました。
お客様にも大変喜んでいただきました。
ありがとうございました。